家電買取は「どの店が一番いいか」を1社に決めるより、売る家電の種類と大きさで候補を変えた方が選びやすくなります。
冷蔵庫・洗濯機などの大型家電ならセカンドストリートやトレジャーファクトリーの出張買取、カメラ・オーディオ・パソコンなどのデジタル家電ならハードオフ・ゲオ・BOOKOFFを先に比較するのが現実的です。
壊れている機器は通常買取ではなく、ハードオフの店頭ジャンク買取が候補になる場合があります。一方、買取価格は型番・製造年・状態・付属品・店舗ごとの在庫や需要で変わるため、「この会社が必ず一番高い」とは決められません。
家電買取はどこがいい?まず用途別に候補を絞る
2026年9月時点の各社公式条件をもとに、最初に確認しやすい候補を整理すると次のようになります。
| 売りたい家電・状況 | 先に比較したい買取先 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵庫・洗濯機など大型白物家電 | セカンドストリート/トレジャーファクトリー | 製造年、出張エリア、最低点数、搬出条件 |
| 電子レンジ・炊飯器・掃除機など生活家電 | セカンドストリート/オフハウス/BOOKOFF | 店舗ごとの取扱品目、年式、持ち込み可否 |
| カメラ・オーディオ・PC・イヤホン | ハードオフ/ゲオ/BOOKOFF | 専門カテゴリ、製造年条件、データ初期化 |
| 古いデジタル家電 | ゲオ/ハードオフ | 品目ごとの年式条件。年式だけで諦めない |
| 動かない・部品取り用途になりそうな機器 | ハードオフの店頭買取 | ジャンク対象か。品目・年式・状態で不可の場合あり |
| 家電以外もまとめて売りたい | セカンドストリート/BOOKOFF/トレジャーファクトリー | 衣類・本・家具など一緒に扱える品目と買取方法 |
この表は「最初にどこを確認するか」の整理です。査定額の順位を示すものではありません。高額になりそうな製品は、対象条件を満たす2〜3社で査定を比較すると判断しやすくなります。
大型家電ならセカンドストリートとトレファクを比較しやすい
冷蔵庫・洗濯機など、自分で運ぶのが難しい家電では、店頭査定額だけでなく自宅まで来てもらえるかが重要です。
セカンドストリートは大型家電の出張買取を公式に用意
セカンドストリートの出張買取は、大型家電・大型家具を対象に、自宅で査定から支払い、搬出まで進めるサービスです。出張・査定・搬出手数料は無料と案内されています。
大型家電は基本的に製造から10年以内が対象です。一方、オーディオ、ビジュアル、デジタルカメラ、レンジ、ジャー炊飯器、キャニスター式掃除機は11年以上前でも買取対象になる場合があります。暖房器具は製造から5年以内など、品目別の例外もあります。
注意したいのは、買取できなかった品の処分を行っていない点です。引っ越しなどで「売れなくても当日必ず家からなくしたい」場合は、処分ルートも別に準備しておく必要があります。
トレジャーファクトリーは複数の大型家電をまとめたいときに確認
トレジャーファクトリーの通常の家具・家電出張買取では、製造10年以内の家電など3点以上を相談基準として案内しています。出張費・査定料・搬出代金・キャンセル料はかかりません。
一方、対象品目を1点から申し込める専用の出張買取案内もあり、大型冷蔵庫やドラム式洗濯機など、対象となる製品では1点でも相談できます。
年式条件は一律ではなく、家電は基本10年以内でも、ドラム式洗濯機は7年以内、加湿器・空気清浄機は5年以内といった品目差があります。
大型家電が1点だけなのか、家具・家電を複数まとめて売るのかで、セカンドストリートとトレジャーファクトリーの公式条件を見比べると選びやすくなります。
カメラ・オーディオ・PCならハードオフが候補になりやすい
カメラ、オーディオ、パソコンなどは、白物家電を中心に見る買取先だけでなく、専門カテゴリを持つ店舗も比較したい分野です。
ハードオフグループは、家電について店頭買取・オファー買取・出張買取・宅配買取を案内しています。ただし、品目や状態によって利用できる方法は異なります。
特に店舗ブランドで取扱分野が分かれており、ハードオフはオーディオ・カメラ・パソコン・テレビなど、オフハウスは家具・白物家電などを主な対象としています。
そのため、同じ「ハードオフグループ」でも、冷蔵庫をハードオフへ持ち込むのではなく、近隣のオフハウスが白物家電を扱っているか確認する、といった使い分けが必要です。
壊れたデジタル家電ならハードオフのジャンク買取を確認する
正常に動かない家電は、通常の買取店では対象外になることがあります。ハードオフでは、壊れたもの・部品取り・パーツのみなどを「ジャンク」として店頭買取するカテゴリがあります。
ただし、ジャンクなら何でも買い取られるわけではありません。公式にも、家電リサイクル対象品や年式、状態によって買取できない場合があると案内されています。また、ジャンク品の買取方法は店頭買取が中心です。
電源が入らないから即処分ではなく、オーディオ・PC・カメラなどはジャンク対象になるかを一度確認する価値があります。
故障状態ごとの判断は、動かない・壊れた家電が買取対象になる条件でも詳しく整理しています。
古いカメラ・PC・AV機器ならゲオの年式条件を確認する
古いデジタル家電では、ゲオも比較候補です。ゲオは家電・パソコンの買取を行う店舗で、品目ごとの製造年条件を公式に公開しています。
2026年9月時点では、ノートPC・デスクトップPC、コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、レコーダー、プレーヤー、プロジェクター、イヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどについて製造年の制限なしと案内しています。
一方、PCモニターは製造後10年以内など、すべての品目が無制限というわけではありません。また、家電・パソコンを買い取っていない店舗もあるため、利用予定店舗の取扱状況を確認する必要があります。
生活家電で「10年以内」が基準外になった場合でも、カメラ・オーディオ・PC系なら同じ年式ルールを当てはめないことが重要です。
BOOKOFFは小型家電・デジタル家電を他ジャンルと一緒に売りたいときに確認
BOOKOFFも家電買取を行っており、デジタル家電ではテレビ・レコーダー、イヤホン、カメラ、パソコン、スマホなど、生活家電では電子レンジ、炊飯器、掃除機、空気清浄機などを案内しています。
ただし、買取方法によって対象家電が大きく変わる点に注意が必要です。
BOOKOFFオンラインの宅配買取では、2026年6月更新の公式FAQで、電気圧力鍋、トースター、ホットプレートなどの調理家電や美容機器を主な対象とし、洗濯機・冷蔵庫・テレビなどの大型家電、電子レンジや掃除機などの一般家電は対象外としています。
一方、店舗では宅配対象外の家電を扱っている場合があり、冷蔵庫・洗濯機も一部店舗では対象です。出張買取センターも地域によって取扱条件が異なり、大型家電を扱わないセンターがあります。
本・ゲーム・ホビーなども一緒に手放したい場合には便利な候補ですが、家電だけは「BOOKOFFなら何でも同じ方法で売れる」と考えず、店舗・宅配・出張の対象を分けて確認してください。
セカンドストリート・トレファク・ハードオフ・BOOKOFF・ゲオの違いを整理
「結局どこがいいか」を決めやすいように、公式条件から見える使い分けをまとめます。
| 買取先 | 候補にしやすい家電 | 強みとして使いやすい点 | 先に確認したい条件 |
|---|---|---|---|
| セカンドストリート | 大型白物家電・生活家電 | 大型家電の出張買取。店頭・宅配もあり | 基本10年以内、出張エリア、店舗別取扱 |
| トレジャーファクトリー | 冷蔵庫・洗濯機など大型家電、家具とのまとめ売り | 家具・家電の出張買取。対象品は1点相談の案内もある | 基本10年以内、通常申込みの点数条件、品目別年式 |
| ハードオフ/オフハウス | AV・カメラ・PC・白物家電、ジャンク | 店舗ブランド別の専門分野。ジャンクの店頭買取 | 利用店舗のブランド、品目、状態、利用できる買取方法 |
| BOOKOFF | デジタル家電・小型生活家電、他ジャンルとのまとめ売り | 店頭・宅配・出張など複数方法 | 宅配では大型・一部一般家電が対象外。店舗・センター差 |
| ゲオ | PC・カメラ・AV・イヤホンなど | 複数のデジタル家電で製造年制限なし | 家電買取対応店舗か、品目別年式、状態 |
この比較から、冷蔵庫とイヤホンを同じ買取先だけで判断する必要がないことが分かります。家電のカテゴリに合う店を先に2社程度に絞る方が、むやみに多数の査定へ出すより進めやすくなります。
高く売りたいなら「店名」より査定条件をそろえて比較する
同じ家電でも、査定額は型番、年式、状態、付属品、在庫状況などで変わります。そのため、比較するときは同じ情報を各社へ伝えることが大切です。
査定前に次の情報をそろえておきます。
- メーカー名と型番
- 製造年
- 正常に動くか
- 傷・破損・異臭などの状態
- リモコン、棚板、ホース、電源アダプターなどの付属品
- 大型家電なら容量と設置階
高額な家電で査定差が気になる場合は、同じ条件で2〜3社を比較します。ただし大型家電では、査定額だけでなく、出張対応日、搬出条件、キャンセル条件も含めて判断してください。
家電の製造年が古い場合は、家電買取は何年以内・何年前までが目安かを確認すると、査定候補をさらに絞れます。
買取店を選ぶ前に避けたい3つの失敗
大型家電を確認せず店舗へ運ぶ
冷蔵庫や洗濯機は、店舗や年式によって対象外になることがあります。重い家電ほど、型番・製造年を伝えて出張または持ち込み可否を確認してから動かす方が安全です。
「査定0円でも処分してくれる」と思い込む
買取と廃棄物回収は別サービスです。セカンドストリートやトレジャーファクトリーは、買取できなかった品の処分を行わないと案内しています。
売れなかった場合の引き取りまで必要なら、家電を売るときの引き取りと処分の違いも先に確認しておくと止まりにくくなります。
データを残したままPC・スマート家電を売る
PC、スマホ、タブレット、録画機器、ネットワーク機器などは、アカウントや個人情報が残る可能性があります。メーカー公式の案内に沿って、必要なバックアップ、ログアウト、初期化、アカウント解除を確認してください。
結局、家電買取はどこがいい?
家電買取で最初に確認する候補は、次のように分けると判断しやすくなります。
- 冷蔵庫・洗濯機など大型家電:セカンドストリート、トレジャーファクトリー
- カメラ・オーディオ・PC:ハードオフ、ゲオ、BOOKOFF
- 持ち運べる生活家電:セカンドストリート、オフハウス、BOOKOFF
- 壊れたAV・PCなど:ハードオフのジャンク店頭買取を確認
- 本・服・家具などもまとめたい:総合リユース店の取扱品目を比較
「一番高い店」を先に決めるのではなく、自分の家電を実際に扱える店を2〜3社に絞り、同じ型番・年式・状態で査定を比べるのが、家電買取で失敗しにくい選び方です。
買取対象、製造年、出張エリア、宅配対象、店舗ごとの取扱品目、査定条件は時期や店舗によって変わります。実際に売る前に、利用予定の各社公式ページ・店舗案内で最新条件を確認してください。


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