モバイルバッテリーを持っていても、普段あまり使わない人も多いですよね。「モバイルバッテリーは使わないとどうなる?」と気になって検索する方もたくさんいます。
この記事では、長期放置による劣化リスクや正しい保管方法について、誰でも分かる言葉でやさしく解説します。
「大切な時に使えなくなっていた!」と困らないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
モバイルバッテリーは使わないとどうなる?放置による主なリスク
モバイルバッテリーは、使っていなくても少しずつ電気が減っていきます。これを「自己放電」といいます。
しばらく使わずに放置すると、バッテリー内の電気がどんどん減り、最終的には「過放電」という状態になってしまうこともあります。
- 自己放電による残量低下:自然に電池が減るので、いざ使おうとした時に使えなくなることがあります。
- 過放電による劣化:電気がなくなったまま長期間放置すると、バッテリーの寿命が縮まるおそれがあります。
- 膨張や発熱リスク:まれに内部に異常が起きると、バッテリーが膨らんだり、発熱することもあるため注意が必要です。
また、モバイルバッテリーを満タン(100%充電)のまま長期間放置するのも、バッテリーへの負担が大きく、劣化を早める原因になることがあるといわれています。
一度劣化してしまうと、充電できる回数が減ったり、急に使えなくなったりする可能性があるため注意しましょう。
長期保管時におすすめのバッテリー残量は?
モバイルバッテリーをしばらく使わないときは、バッテリー残量を50~80%程度にして保管するのが良いといわれています。
これは、電気がゼロになった状態や、逆に100%満充電のまま置いておくよりも、バッテリーにやさしいとされているためです。
残量0%(空っぽ) | 残量50~80% | 残量100%(満タン) |
---|---|---|
過放電や劣化が進みやすい | 最もバッテリーに優しい | 発熱や膨張リスク、劣化が進むことも |
長期間使わない場合でも、数か月に一度はバッテリー残量をチェックし、必要なら充電するのがおすすめです。
モバイルバッテリーの正しい保管方法
バッテリーを長持ちさせるためには、保管方法にも気をつけることが大切です。
- 直射日光を避ける:高温になる場所や日差しが当たる場所は避けてください。
- 湿気が少ない場所に保管:湿度が高いと内部でトラブルが起こることがあります。
- 金属や磁石と離して保管:ショートや磁気による影響を防ぎます。
- 衝撃や振動に注意:落下やぶつけたりしないよう気をつけてください。
- 異常があればすぐに使用を中止:膨らみ・変なにおい・発熱など異常を感じたら使わないで安全に処分しましょう。
また、バッテリー本体や端子部分は清潔にしておくと、トラブル予防になります。
使うときの注意点とメンテナンスのポイント
久しぶりにモバイルバッテリーを使うときや、長期間保管したあとの初回使用時は、以下の点にも注意しましょう。
- まず充電残量を確認:電気がなくなっていないか確認し、必要に応じて充電してから使いましょう。
- 信頼できるケーブルを使用:劣化したケーブルや純正でないものは発熱・故障の原因になることもあります。
- 長時間の充電や過充電は避ける:充電しっぱなしはバッテリーに負担がかかるため注意してください。
「過放電」や「過充電」を避けることがバッテリーを長持ちさせるコツです。
まとめ|モバイルバッテリーは使わないとどうなる?
モバイルバッテリーは、使わないまま長期放置すると自然に電気が減り、バッテリー自体が劣化するリスクがあります。
特に残量ゼロや満タンのまま長期間置いておくと、劣化が進みやすいので注意が必要です。
長持ちさせるためには、
- 保管時は50~80%の残量にする
- 直射日光・高温・多湿を避ける
- 数か月に1回は充電残量を確認する
このポイントを意識して保管すれば、いざという時に安心してモバイルバッテリーを使うことができるでしょう。
定期的なチェックとやさしい保管方法で、あなたのバッテリーを長持ちさせましょう!
コメント