この記事では、「モバイルバッテリーの平均値段はどのくらい?」という疑問に対して、容量や充電性能などのスペック別にわかりやすくご案内します。誰でも読みやすい言葉で、2025年8月現在の相場や選び方のポイントをまとめています。
1. モバイルバッテリーの相場ってどれくらい?
まず、人気の容量別にだいたいの「価格のめやす」を見てみましょう。
容量 | 価格のめやす(税込) | よくある特徴 |
---|---|---|
5,000 mAh前後 | 約2,000円〜4,000円 | 軽くて小さめ。サブ使いに便利。 |
10,000 mAh | 約4,500円〜8,000円 | スマホ1〜2台を満充電できる標準サイズ。 |
20,000 mAh | 約6,000円〜9,000円 | 旅行や外出に安心の大容量。 |
※価格は変動があります。2025年8月12日時点の一般的な掲載例を基にしています。
2. スペックでどう変わる?何が価格に影響するの?
価格の差は、以下のようなスペックによって変わります:
- 出力(ワット数:W):20Wや30W、さらに45W以上だとパソコンの充電にも対応でき、価格は少し高めになります。
- 充電ポートの数:複数ポート(USB-A+USB-C)があると便利ですが、そこも価格に反映されます。
- ワイヤレス充電対応:QiやMagSafe(Qi2含む)の機能があると、さらに価格が上がりやすい傾向です。
- ケーブルやコンセント一体型モデル:ケーブル内蔵や、コンセント付き「Fusionタイプ」は使い勝手がいい分、価格も上がります。
3. 容量別のおすすめと選び方
モバイルバッテリーは容量によって向いている用途が異なります。ここでは容量別に選びやすいポイントをご紹介します。
5,000mAh前後
コンパクトで軽量なため、通勤・通学など日常のサブ用に便利です。スマホを1回程度充電できれば十分という方におすすめです。
10,000mAh
一番人気の容量帯で、スマホを2回程度充電できます。USB-C PD対応(20〜30W)だと急速充電も可能です。日常使いから1泊旅行まで幅広く対応します。
20,000mAh
長時間の外出や旅行、タブレットやゲーム機の充電にも対応できる容量です。出力が30W以上あれば小型ノートPCも充電できるモデルがあります。
30,000mAh以上
災害時や長期の外出に向いていますが、重さやサイズが大きくなります。また、飛行機に持ち込む際は容量(Wh)制限に注意が必要です。
4. 用途別のおすすめ容量と予算感
用途 | 推奨容量 | 予算目安(税込) |
---|---|---|
通勤・通学 | 5,000〜10,000mAh | 約2,000〜6,000円 |
旅行 | 10,000〜20,000mAh | 約4,500〜9,000円 |
災害備蓄 | 20,000mAh以上 | 約6,000円〜 |
5. 安全性と法律・ルール
モバイルバッテリーを選ぶ際には、価格や容量だけでなく安全性の確認も重要です。
- PSEマーク:日本国内で販売されるモバイルバッテリーには必ずPSEマークが必要です。パッケージや本体に表示されているか確認しましょう。
- 機内持ち込み:飛行機では預け入れできず、持ち込みのみ可能です。100Whを超える場合は航空会社の規定に従う必要があります。
6. よくある質問(Q&A)
Q1:安いモバイルバッテリーでも大丈夫?
価格だけで判断するのではなく、PSEマークや販売元の信頼性を確認することが大切です。
Q2:何回充電できるかの目安は?
スマホのバッテリー容量とモバイルバッテリーの容量から計算できますが、変換ロスがあるため実際は表記容量の約60〜70%が使用できると考えておくと安心です。
Q3:何Wを選べばいい?
スマホのみなら20〜30W、PCも充電するなら45W以上がおすすめです。
7. まとめ
モバイルバッテリーの平均値段は、容量やスペックによって変わります。日常使いなら10,000mAhで約4,500〜8,000円、旅行や災害備蓄なら20,000mAhで約6,000〜9,000円が目安です。
価格だけでなく、出力(W)、ポート数、ワイヤレス対応、安全性(PSEマーク)、機内持ち込みルールを確認し、自分の用途に合ったモデルを選びましょう。
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