DEEBOT Y1シリーズは、機種名の「PRO」と「PLUS」を分けて考えると違いが分かりやすくなります。
PROは最大吸引力6,500Pa、非PROは5,000Pa。PLUSは5Lダストバッグ付きの自動ゴミ収集ステーションあり、非PLUSは通常の充電台です。
つまりY1 PRO PLUSは「6,500Pa+自動ゴミ収集」の組み合わせです。Y1 PROは吸引力6,500Paのまま自動ゴミ収集なし、Y1 PLUSは自動ゴミ収集ありで吸引力5,000Pa、Y1は5,000Pa+通常充電台という関係になります。
なお、4機種ともECOVACS公式では吸引+水拭きの2in1として掲載されています。「PROだけ水拭き対応」という違いではありません。
Y1シリーズ4機種の違いを先に整理
| 比較項目 | Y1 | Y1 PLUS | Y1 PRO | Y1 PRO PLUS |
|---|---|---|---|---|
| 最大吸引力 | 5,000Pa | 5,000Pa | 6,500Pa | 6,500Pa |
| 自動ゴミ収集 | なし | あり | なし | あり |
| ステーション | 通常充電台 | 5Lダストバッグ付き | 通常充電台 | 5Lダストバッグ付き |
| 本体ダストボックス | 400ml | 200ml | 400ml | 200ml |
| 水拭き | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 水タンク | 300ml | 300ml | 300ml | 300ml |
| バッテリー | 5,200mAh | 5,200mAh | 5,200mAh | 5,200mAh |
| 最大稼働時間 | 約270分 | 約270分 | 約270分 | 約270分 |
| LiDAR+TrueMapping | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| カーペット自動認識 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 本体サイズ | 325×325×101mm | 328×328×101mm | 325×325×101mm | 328×328×101mm |
| 充電台/ゴミ収集機サイズ | 181×136×97mm | 320×210×269mm | 181×136×97mm | 320×210×269mm |
選び方の中心になる差は、吸引力1,500Paの差と、自動ゴミ収集ステーションの有無です。水拭き・バッテリー・マッピングなどは大きく共通しています。
「PRO」の違い|6,500Paか5,000Paか
PROの有無は、最大吸引力の違いとして考えると分かりやすいです。
- Y1 / Y1 PLUS:最大5,000Pa
- Y1 PRO / Y1 PRO PLUS:最大6,500Pa
ECOVACS公式でも、Y1 PROとY1 PRO PLUSは6,500Pa、Y1とY1 PLUSは5,000Paと案内しています。
カーペットや細かなゴミが多く、最大吸引力を重視するならPRO系が候補になります。一方、フローリング中心で5,000Paの仕様で十分と判断できるなら、非PRO系も選択肢です。
ただし、1,500Paの差だけで実際の清掃結果を断定することはできません。床材、ゴミの種類、ブラシの状態、運転モードなどでも結果は変わるため、PRO=すべての家庭で必ず清掃結果が上という意味ではありません。
「PLUS」の違い|5L自動ゴミ収集ステーションが付く
PLUSの有無は、ゴミ捨ての手間に直結します。
- Y1 / Y1 PRO:通常充電台、本体ダストボックス400ml
- Y1 PLUS / Y1 PRO PLUS:自動ゴミ収集ステーション、本体ダストボックス200ml+5Lダストバッグ
PLUSモデルは清掃後、本体のゴミをステーション側の5Lダストバッグへ自動で移します。ECOVACS公式では、週3回の清掃を想定した場合に最長150日分を収容できる目安を案内しています。
ただし150日は保証された交換周期ではありません。家の広さ、ペットの有無、ゴミ量、清掃頻度などで交換時期は変わります。
毎回本体ダストボックスを空にしたくないならPLUS、紙パックを使わず自分でゴミ捨てしてもよいなら非PLUSという分け方が実用的です。
重要|Y1とY1 PLUSも水拭きできる
Y1シリーズで誤解しやすいのが水拭き機能です。水拭きはPROだけの機能ではありません。
2026年9月9日時点のECOVACS日本公式では、Y1・Y1 PLUS・Y1 PRO・Y1 PRO PLUSのすべてが「吸引+水拭きの2in1」として掲載されています。
さらに各商品ページでは5,200mAhバッテリーと300ml水タンクが案内され、モッピング時にはカーペットセンサーでカーペットを識別して回避する仕組みも確認できます。
したがって、
- Y1=吸引のみ
- Y1 PLUS=吸引のみ+自動ゴミ収集
- Y1 PRO=水拭き追加
という整理は正確ではありません。
水拭きは4機種共通、PROは吸引力、PLUSはゴミ捨て自動化と覚えると、モデル名だけで違いを判断できます。
PLUSでもモップ洗浄までは自動化されない
Y1 PRO PLUSは自動ゴミ収集に対応しますが、OMNIステーションのようにモップ洗浄・汚水回収・乾燥まで自動化するモデルではありません。
PLUSモデルのステーションで自動化される中心機能は、本体ダストボックスから5Lダストバッグへのゴミ収集です。
水拭きを使う場合は、モップパッドの取り外しや洗浄、水タンクへの給水などの手入れが残ります。
そのため「Y1 PRO PLUSなら掃除後の作業がすべて不要」と考えると、購入後にギャップが出やすくなります。
モップ洗浄・乾燥まで自動化したい場合は、Y1シリーズだけでなくOMNIステーション搭載モデルも比較したほうがよいでしょう。
設置スペースは非PLUSのほうが小さい
自動ゴミ収集を付けると、設置スペースは大きくなります。
- Y1 / Y1 PRO:充電台 181×136×97mm
- Y1 PLUS / Y1 PRO PLUS:ゴミ収集機 320×210×269mm
PLUS側も自動ゴミ収集機としては比較的コンパクトな設計ですが、通常充電台と比べれば幅・高さともに大きくなります。
ワンルームや家具が多い部屋では、ゴミ捨ての手間を減らすメリットと、ステーションを置くスペースを交換条件として考える必要があります。
本体自体も、非PLUSのY1/Y1 PROが325×325×101mm、PLUSのY1 PLUS/Y1 PRO PLUSが328×328×101mmで、PLUS側がわずかに大きくなっています。
Y1 PRO PLUSとY1 PROは「自動ゴミ収集が必要か」で選ぶ
最大吸引力を6,500Paに決めた後は、Y1 PRO PLUSとY1 PROのどちらを選ぶかはゴミ捨ての手間で判断できます。
ECOVACSの2024年発売時資料でも、Y1 PROについて吸引力や稼働時間などはY1 PRO PLUSと同様で、ゴミ収集ステーションがなく通常充電台のみのモデルとして説明されています。
そのため、
- Y1 PRO PLUS:6,500Pa+水拭き+自動ゴミ収集
- Y1 PRO:6,500Pa+水拭き+手動ゴミ捨て
という違いです。
2026年9月9日時点では、ECOVACS日本公式のY1 PRO商品ページに公式ストア完売の案内があります。Y1 PROを選びたい場合は、在庫のある正規販売店か、現在購入できる別モデルも含めて確認してください。
Y1 PRO PLUSとY1 PLUSは「吸引力1,500Pa差」で選ぶ
自動ゴミ収集を使うと決めた場合は、Y1 PRO PLUSとY1 PLUSの違いはかなりシンプルです。
- Y1 PRO PLUS:6,500Pa
- Y1 PLUS:5,000Pa
両方とも5Lダストバッグの自動ゴミ収集ステーションを使い、本体ダストボックス200ml、5,200mAhバッテリー、300ml水タンク、TrueMapping、カーペット自動認識に対応しています。
さらに現在のECOVACS公式ストアでは、Y1 PLUSとY1 PRO PLUSが同じゴミパックやアクセサリーキットの対応機種として掲載されています。
自動ゴミ収集が必要で、6,500Paに価値を感じるならPRO PLUS。5,000Paで十分ならY1 PLUSという判断でよいでしょう。
消耗品は「PLUS系」と「非PLUS系」で分かれるものがある
Y1シリーズは共通部品もありますが、すべての消耗品が4機種共通ではありません。
2026年9月9日時点のECOVACS公式ストアでは、モップパッドDCC031001はY1・Y1 PLUS・Y1 PRO・Y1 PRO PLUSの4機種に対応しています。
一方で、ブラシやフィルターを含むアクセサリーキットは、
- Y1 / Y1 PRO用
- Y1 PLUS / Y1 PRO PLUS用
に分かれています。自動ゴミ収集用のDDB031001ゴミパックはPLUS系専用です。
購入後に交換部品を探すときは、「Y1シリーズなら全部共通」と考えず、モデル名まで確認してください。
2026年に選ぶなら2つの質問でほぼ決まる
Y1シリーズは4機種ありますが、判断は複雑ではありません。次の2つを順番に決めると候補を絞れます。
- 自動ゴミ収集が必要か?
必要ならPLUS系、不要なら非PLUS系。 - 最大6,500Paを選びたいか?
選びたいならPRO系、5,000Paでよければ非PRO系。
| 希望条件 | 候補 |
|---|---|
| 5,000Pa+手動ゴミ捨て | Y1 |
| 5,000Pa+自動ゴミ収集 | Y1 PLUS |
| 6,500Pa+手動ゴミ捨て | Y1 PRO |
| 6,500Pa+自動ゴミ収集 | Y1 PRO PLUS |
水拭き、5,200mAhバッテリー、LiDARマッピング、カーペット認識は4機種に共通するため、最初の分岐にする必要はありません。
結局どれを選ぶ?
DEEBOT Y1 PRO PLUSは、Y1シリーズの中で「強い吸引力」と「自動ゴミ収集」を両方取りたい人向けの組み合わせです。
- Y1:自動ゴミ収集は不要で、5,000Paで十分
- Y1 PLUS:5,000Paでよいが、ゴミ捨ては自動化したい
- Y1 PRO:6,500Paを選びたいが、大きいゴミ収集ステーションは不要
- Y1 PRO PLUS:6,500Paと自動ゴミ収集の両方が必要
「PRO=水拭き」「PLUS=水拭き追加」ではありません。4機種とも水拭き対応で、PROは吸引力、PLUSは自動ゴミ収集の違いと考えるのが最も分かりやすいです。
なお、2026年2月20日以降に正規取扱店で対象の床掃除ロボットを購入し、ECOVACS HOMEアプリへ登録するなどの条件を満たす場合、ECOVACSは2年保証を案内しています。非正規取扱店からの購入は通常保証・延長保証の対象外とされているため、価格だけで販売店を決めず保証条件も確認してください。
仕様や取扱条件、在庫、価格、保証は時期・販売元・使用環境で変わるため、購入前にECOVACS公式の商品情報・サポート・対応条件も確認してください。


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