古くなったパソコンモニターや、もう使っていないディスプレイ。
「エディオンでモニター回収してもらえるの?」「いくらかかる?サイズで区分が違うって本当?」と気になる方は多いです。
このページでは、「エディオンのモニター回収」について、公式情報をもとに条件や注意点をわかりやすく整理します。
結論として、エディオンではモニターの種類やサイズに応じて、小型家電・中型家電・大型家電といった区分を使い分け、その区分ごとに回収料金や利用条件が設定されています。
この記事を読むことで、自分のモニターがどの区分になりそうか、どんな方法で安全・適切に手放せるかをイメージしやすくなるはずです。
なお、料金やサービス内容は見直される場合があります。
最終的なお申し込み前には、必ずエディオン公式サイトや店頭で最新情報を確認してください。
エディオンのモニター回収は「サイズ」と「種類」で考えるとわかりやすい
エディオンのモニター回収は、難しく考えなくて大丈夫です。
ポイントは次の3つです。
「液晶かブラウン管か」「何インチか(画面サイズ)」「どれくらいの大きさ・重さか」。
公開されている公式情報では、小型家電リサイクル制度とエディオン独自の回収サービスを組み合わせて、ディスプレイモニターをおおむね次のように扱っています。
- 液晶・プラズマモニター(23型以下):小型家電区分として回収対象。
- ブラウン管モニター(23型以下):中型家電区分として扱われる。
- ディスプレイモニター(24型以上):大型家電区分として扱われる。
この区分に、サイズ(三辺の合計)や重さ、搬出方法などの条件が組み合わさり、最終的な扱いや料金が決まります。
次のセッションから具体的に見ていきましょう。
エディオンのモニター回収サービスの基本整理
小型家電区分になるモニター(液晶・プラズマ 23型以下)
エディオン公式の「小型家電リサイクル」では、液晶・プラズマディスプレイモニター(23型以下)が小型家電の対象品目として案内されています。
目安となる条件は以下の通りです。
- 縦+横+高さの合計が120cm以下
- 重さが10kg以下
- 取り外し工事が不要で、人が1人で運べるもの
この条件におさまる一般的なPCモニターは、店頭で有料回収の対象になるケースがあります。
「小さめの液晶モニターをエディオンに持ち込みたい」という方は、この小型家電区分に当てはまるかをチェックしてみてください。
中型家電区分になるモニター(ブラウン管 23型以下 など)
少し大きくて重いタイプのモニターは、「中型家電」として扱われることがあります。
公式情報の例として、ブラウン管ディスプレイモニター(23型以下)が中型家電に含まれています。
中型家電のおもな条件は次の通りです。
- 縦+横+高さの合計が150cm以下
- 重さが20kg以下
- 取り外し工事不要で、作業員1名で搬出できるもの
古いブラウン管モニターは小型家電ではなく、中型家電として案内される可能性があります。
サイズと重さを確認してから、店舗へ相談すると安心です。
大型家電区分になるモニター(24型以上)
24型以上のディスプレイモニターは、大型家電区分として扱われるケースがあります。
大型家電引取サービスでは、一般的に次のような基準が設けられています。
- 縦+横+高さの合計が370cm以下
- 重さが90kg以下
- 取り外し工事不要で、搬出に2名の作業員が必要なもの
大画面ゲーミングモニターや業務用に近いサイズのディスプレイなどは、この大型家電区分に該当する場合があります。
設置環境(階段・エレベーターの有無など)によっては、別料金や要相談となることもあるため、申し込み前に確認しておくとスムーズです。
エディオンのモニター回収|料金目安と区分をわかりやすく比較
ここでは、エディオン公式サイトに掲載されている小型家電リサイクル情報(掲載時点で「2025年2月1日現在」と明記)をもとにした目安を整理します。
実際の金額や運用は店舗や時期により変わる場合があるため、必ず最新情報を公式で確認してください。
| モニターの種類・サイズ | 区分 | 主な条件の目安 | リサイクル料金の目安(税込) |
|---|---|---|---|
| 液晶・プラズマモニター 23型以下 | 小型家電 | 三辺合計120cm以下・10kg以下・1人で運べる | 小型家電:1台あたり550円(税込)の例 |
| ブラウン管モニター 23型以下 | 中型家電 | 三辺合計150cm以下・20kg以下 | 中型家電:1台あたり1,100円(税込)の例 |
| ディスプレイモニター 24型以上 | 大型家電 | 三辺合計370cm以下・90kg以下 | 大型家電:1台あたり4,400円(税込)の例 |
上記は公式ページに掲載された区分と料金をもとにした整理です。
モニターの状態や搬出経路によって、受付可否や費用が変わる場合があります。
正確な金額は、お近くのエディオン店舗または公式サイトでご確認ください。
宅配便を使ったモニター回収(小型家電リサイクル利用券)
エディオンでは、提携サービスを利用した「小型家電リサイクル利用券」による宅配回収も案内されています。
一般的な流れは次のとおりです。
- エディオンで「小型家電リサイクル利用券」を購入する。
- 案内にしたがってWEBから集荷を申し込む。
- 対象の小型家電やモニター(テレビを除く)をダンボールにまとめて発送する。
自宅から発送できるため、「店舗まで運ぶのが大変」という方にとって便利な方法です。
一方で、梱包サイズ(三辺合計)や重さ、対象品目などの条件があります。
詳細は提携サービスおよびエディオン公式の案内ページで、最新情報を確認してから利用してください。
エディオンのモニター回収の利用方法
1. 店頭持ち込みで回収してもらう場合
小型家電区分にあたるモニター(液晶23型以下など)は、対象店舗のサービスカウンターなどで回収を受け付けているケースがあります。
ただし、
- 一部フランチャイズ店舗では小型家電回収を実施していない。
- 店舗ごとに受付方法が異なる場合がある。
といった案内もあるため、持ち込む前に、利用予定の店舗へ電話で確認しておくと安心です。
2. 新しい商品購入と同時に引き取ってもらう(買い替え時)
新しいモニターやパソコン、テレビなどをエディオンで購入する際、配送時に不要な機器を有料で引き取ってもらえるサービスが用意されている場合があります。
この方法の良い点は、
- 自宅まで来てくれるため、重いモニターを運ばなくてよい。
- 家電の種類に合わせて、適切な区分で回収してもらいやすい。
一方で、収集運搬料金が別途かかる場合があります。
料金や条件はエリアや設置状況などにより異なる可能性があるため、購入時にスタッフへ相談して確認するようにしましょう。
3. 引取のみを依頼する場合
「エディオンで新しくは買わないけれど、不要なモニターだけ回収してほしい」という場合でも、引取のみの相談ができるケースがあります。
この場合、
- 買い替え時よりも収集運搬料金が高くなることがある。
- 当社での購入履歴や地域によって条件が変わる場合がある。
といった可能性があります。
全国一律の完全なルールは公開情報のみでは確認できないため、お住まいの地域の店舗や公式窓口で事前に確認することをおすすめします。
4. 宅配便リサイクルを利用する場合
自宅から送りたい場合は、「小型家電リサイクル利用券」を使った宅配便回収が選択肢になります。
対象サイズや重さ、対象品目に条件がありますので、案内ページをよく読んだうえで利用しましょう。
店舗持ち込みが難しい方にとって、便利な方法のひとつです。
エディオンのモニター回収を使う前に知っておきたい条件と注意点
サイズ・重さのチェックは必須
エディオンのモニター回収は、三辺の長さ(縦+横+高さ)と重さで区分が変わります。
ギリギリのサイズや重さの場合、実際の受付時に判断が必要になることもあります。
不安なときは、
- メジャーでモニターのサイズを測る。
- 取扱説明書やメーカーサイトで重さを確認する。
- モニターの型番を控えて、店舗に相談する。
こうした準備をしておくと、スムーズに案内してもらいやすくなります。
家庭用が基本・業務用は事前確認を
エディオンの回収サービスは、原則として家庭用製品を対象としています。
オフィス用の大型業務用ディスプレイや特殊機器の場合、対象外または個別相談となる可能性があります。
そのため、業務用と思われる機器は、事前に「業務用だが回収可能か」を店舗へ確認しておくと安心です。
モニターとテレビ・パソコン本体の違いに注意
見た目が似ていても、回収の扱いが違うことがあります。
- テレビ:家電リサイクル法の対象(4品目)。指定のリサイクル料金+収集運搬料金が必要。
- パソコン本体:メーカーの回収制度などで無料回収の対象になる場合がある。
- パソコン用モニター:小型家電リサイクルや中型・大型区分として扱われ、有料回収となることが多い。
「パソコン本体は制度で無料だから、モニターも同じはず」と思い込むと条件の違いで戸惑うことがあります。
エディオンの公式情報でも、液晶ディスプレイモニターは小型対象品目として別扱いで記載されています。
モニター単体の扱いは、必ず確認してから持ち込みましょう。
回収できない・追加費用が発生する可能性があるケース
次のような場合は、回収不可または追加費用が必要になることがあります。
- ガラス部分が大きく割れているなど、安全に運べない状態。
- 壁掛け金具や特殊工事を伴う取り外しが必要な設置。
- 極端に搬出経路が狭く、通常作業で出せない場合。
これらの細かな基準については、公開情報だけでは全国一律の内容を確実には確認できませんでした。
心配な場合は、「設置状況」や「破損の程度」を伝えたうえで、事前に店舗へ相談しておくと安心です。
エディオン以外の処分方法との比較(どの方法も選択肢)
モニターの処分方法は、エディオンのモニター回収だけではありません。
例えば、
- 自治体の小型家電回収ボックス。
- メーカーや認定リサイクル業者による宅配回収。
- 不用品回収業者のサービス。
など、さまざまな選択肢があります。
エディオンのモニター回収は、「家電専門店としての安心感」「他の家電とまとめて相談できる利便性」といったメリットがある方法のひとつです。
他の方法を否定するのではなく、ご自身の環境(店舗の有無・運搬の負担・費用感)に合った方法を選ぶ考え方がおすすめです。
エディオンのモニター回収に関するよくある質問
Q1. エディオンで買っていないモニターも回収してもらえる?
小型家電リサイクルの対象は特定メーカーに限定されているわけではありませんが、店舗やサービス内容によって対応が異なる場合があります。
他店購入品のモニターを依頼したい場合は、事前に店舗へ確認するようにしてください。
Q2. 壊れているモニターも出して大丈夫?
サイズや重さなど、区分の条件を満たしていれば、故障しているモニターでも回収対象になる場合があります。
ただし、大きく割れているなど危険がある状態の場合は、受付が難しい可能性もあります。
状態が不安なときは、「壊れ方」を説明したうえで事前相談すると良いでしょう。
Q3. モニターにデータは残る?消去は必要?
一般的なPCモニターにはデータ保存機能はなく、個人データはパソコン本体側に保存されています。
パソコン本体を同時に処分する場合は、ご自身でデータ消去を行ってから回収に出すことが推奨されています。
心配な場合は、メーカーや専門サービスの案内も確認してください。
Q4. 予約なしでそのまま店舗に持ち込んでいい?
一部店舗では予約なしで小型家電回収を受け付けていることもありますが、実施状況や受付方法は店舗ごとに異なる可能性があります。
「今日中に確実に出したい」という場合は、事前に電話で確認しておくと安心です。
まとめ|条件を押さえて、安心してモニターを手放そう
エディオンのモニター回収は、サイズ・重さ・種類にあわせて区分が整理されたサービスであり、適切な方法でリサイクルにつなげることができます。
最後にポイントを整理します。
- 液晶・プラズマモニター23型以下は、小型家電として回収対象になるケースがある。
- ブラウン管モニターや大きなディスプレイは、中型・大型家電として別区分になる。
- 区分により料金や条件が変わるため、三辺の長さと重さを事前に確認することが大切。
- 宅配便リサイクル利用券を使えば、自宅から送る方法も選べる。
- 最新情報や細かな条件は、必ずエディオン公式サイト・店頭で確認する。
正しいルールに沿ってモニターを回収に出すことは、環境を守ることにもつながります。
ご家庭で眠っているモニターがあれば、安全で信頼できる選択肢のひとつとして、エディオンのモニター回収サービスを前向きに検討してみてください。
参考情報:本記事はエディオン公式サイト「小型家電リサイクル」「家電リサイクルについて」に掲載されている内容を確認したうえで作成しています。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。


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