WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの違いとは？特徴・性能・価格を比較！

バッファローのWi-Fi 6対応ルーター「WSR-5400AX6B」と「WSR-5400AX6S」。

どちらも高速通信が可能なモデルですが、購入を検討している方にとっては、それぞれの違いや選び方が気になるところではないでしょうか。

本記事では、WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sのスペック・機能・価格の違いを詳しく比較し、それぞれの特徴やおすすめの選び方を解説します。

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの基本スペック比較

まずは、基本的なスペックを比較し、それぞれの特徴を見ていきましょう。

モデル	WSR-5400AX6B	WSR-5400AX6S
最大通信速度（理論値）	4803Mbps（5GHz）+ 573Mbps（2.4GHz）	4803Mbps（5GHz）+ 573Mbps（2.4GHz）
Wi-Fi規格	Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）	Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）
有線LANポート	1Gbps × 4ポート	1Gbps × 4ポート
セキュリティ機能	ネット脅威ブロッカー対応	ネット脅威ブロッカー未対応
EasyMesh対応	対応	対応
外形寸法（mm）	約37×160×160	約37×160×160
重量	約460g	約460g

スペック比較のポイント

基本的な仕様は共通しており、どちらもWi-Fi 6対応の高速通信が可能です。

最大通信速度も同じで、有線LANポートも同じく1Gbps × 4ポートを搭載しています。

しかし、大きな違いとしてWSR-5400AX6Bは「ネット脅威ブロッカー」に対応している点が挙げられます。

一方で、WSR-5400AX6Sはこの機能を搭載していませんが、その分コストが抑えられている可能性があります。

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sのデザイン・サイズ

本体のデザインやサイズについても比較してみましょう。

デザイン

どちらのモデルもシンプルなスクエア型のデザインを採用しており、カラーリングも統一されています。

サイズはほぼ同じですが、設置場所に合わせて選ぶ際には、縦置き・壁掛けの対応可否も確認しておくとよいでしょう。

サイズ・重量

WSR-5400AX6B：37×160×160mm / 約460g
WSR-5400AX6S：37×160×160mm / 約460g

サイズや重量に違いはなく、設置スペースの観点ではどちらを選んでも同じ感覚で使用できます。

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの機能の違い

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sは基本スペックが非常に似ていますが、一部の機能に違いがあります。

ここでは、それぞれのセキュリティ機能やEasyMesh対応の有無などを詳しく比較していきます。

セキュリティ機能の違い

家庭やオフィスでのWi-Fi使用において、セキュリティは非常に重要です。

特に、外部からのサイバー攻撃や不正アクセスを防ぐために、高度なセキュリティ機能が搭載されているかどうかがポイントになります。

モデル	WSR-5400AX6B	WSR-5400AX6S
ネット脅威ブロッカー	対応	非対応
WPA3対応	対応	対応
ファームウェア自動更新	対応	対応

大きな違いとして、WSR-5400AX6Bは「ネット脅威ブロッカー」に対応している点が挙げられます。

これは、バッファローが提供するセキュリティ機能で、危険なサイトや不正アクセスを自動でブロックする役割を持っています。

一方で、WSR-5400AX6Sにはこの機能が搭載されていません。

ただし、どちらのモデルも最新の暗号化方式「WPA3」に対応しているため、基本的なセキュリティ面では大きな差はないといえるでしょう。

EasyMesh対応の違い

最近のWi-Fiルーターでは、メッシュWi-Fi機能の有無も選び方のポイントとなります。

メッシュWi-Fiとは、複数のルーターを連携させて家全体にWi-Fiを行き渡らせる技術です。

モデル	WSR-5400AX6B	WSR-5400AX6S
EasyMesh対応	対応	対応

両モデルともにEasyMeshに対応しているため、対応する中継機を使えばWi-Fiの範囲を広げることが可能です。

特に、家が広い場合や複数階で使用する場合は、EasyMesh対応のルーターを選ぶことで通信の安定性が向上します。

その他の機能の比較

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの機能面での細かな違いをまとめると、以下のようになります。

両モデルともにIPv6（IPoE）に対応しており、高速なインターネット接続が可能
ファームウェアの自動更新機能を搭載し、セキュリティの維持がしやすい
通信負荷の分散を行うバンドステアリング機能を搭載

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの価格の違い

次に、WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの価格の違いを比較していきます。

Wi-Fiルーターを選ぶ際には、スペックだけでなくコストパフォーマンスも重要なポイントです。

市場価格の比較

価格は変動するため、最新の販売価格をチェックすることが重要ですが、おおよその価格帯を比較すると以下のようになります。

モデル	WSR-5400AX6B	WSR-5400AX6S
価格（参考）	約15,000円～18,000円	約13,000円～16,000円

WSR-5400AX6Bの方が、ネット脅威ブロッカーなどの機能を搭載しているため、若干価格が高めになっています。

一方で、WSR-5400AX6Sはコストを抑えつつWi-Fi 6の性能を活かせる点が魅力です。

どちらが買いか？

価格と機能のバランスを考えると、以下のような選び方が適しています。

セキュリティを重視したい → WSR-5400AX6B
コストを抑えつつWi-Fi 6を導入したい → WSR-5400AX6S

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの選び方

ここまでWSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの違いを比較してきました。

では、実際にどのような基準で選ぶべきなのでしょうか？

ここでは、用途ごとにおすすめの選び方を紹介します。

用途別おすすめの選び方

用途	WSR-5400AX6B	WSR-5400AX6S
オンラインゲーム	◎ 安定した通信＆セキュリティ対策	○ 十分な速度だがセキュリティは別途対策
動画視聴・ストリーミング	◎ 途切れにくい高速通信	◎ 十分な通信速度
リモートワーク	◎ セキュリティ強化で安心	○ 基本的なセキュリティは対応
一般家庭用	○ セキュリティ重視ならおすすめ	◎ コストパフォーマンス重視

オンラインゲームをするなら？

オンラインゲームをする場合は、安定した通信とセキュリティ対策が重要です。

WSR-5400AX6Bは「ネット脅威ブロッカー」に対応しており、外部からの不正アクセスを防ぎやすくなっています。

また、IPv6（IPoE）対応なので回線の混雑を避けて安定した通信が可能です。

動画視聴・ストリーミングなら？

どちらのモデルも4803Mbps（5GHz）+ 573Mbps（2.4GHz）の高速通信に対応しているため、動画視聴に適しています。

高画質な4K・8K動画のストリーミングも問題なく行えます。

特に家族で複数の端末を同時に使う場合は、EasyMesh対応により通信の負荷を分散できる点もメリットです。

リモートワークにはどっちが良い？

リモートワークを行う場合は、セキュリティ機能があるWSR-5400AX6Bが安心です。

企業のシステムに接続する場合は、不正アクセスを防ぐ機能が重要になります。

また、WSR-5400AX6Bはファームウェアの自動更新機能があり、常に最新の状態を保てるため、より安全に使用できます。

一般家庭用ならどっち？

家庭用として使う場合、コストパフォーマンスを重視するならWSR-5400AX6Sが適しています。

基本的な機能はWSR-5400AX6Bとほぼ同じなので、「とにかく安くWi-Fi 6を導入したい」という方におすすめです。

一方で、小さなお子さんがいる家庭や、セキュリティを重視するならWSR-5400AX6Bの方が安心です。

WSR-5400AX6BとWSR-5400AX6Sの総合評価

最後に、各モデルの特徴をまとめました。

項目	WSR-5400AX6B	WSR-5400AX6S
最大通信速度	4803Mbps（5GHz）+ 573Mbps（2.4GHz）	4803Mbps（5GHz）+ 573Mbps（2.4GHz）
セキュリティ機能	ネット脅威ブロッカー対応	標準的なセキュリティ機能
EasyMesh	対応	対応
リモートワーク向け	◎ 高セキュリティ	○ 必要最低限の機能
家庭用コスパ	○ セキュリティ重視	◎ 低価格で導入しやすい