先にポイント。
ルンバs9とj7の違いは、かんたんに言うとs9=角・壁ぎわの掃除に強い設計(D字&PerfectEdge)、j7=カメラAIで障害物回避に強い(PrecisionVision)です。どちらも「+(プラス)」モデルならClean Base(自動ゴミ収集)に対応します。なお、s9は現在「リタイア製品(販売終了)」として案内されているため、購入検討は在庫状況やサポート情報を確認して進めるのが安心です。
この記事では、違い・どっちが合うか・価格や消耗品・選び方まで、整理します。価格や在庫は変わるため、最新は公式で確認してください。
ルンバs9とj7の違い(早見表)
見るポイント | s9 / s9+ | j7 / j7+ |
---|---|---|
本体形状 | <D字>PerfectEdgeで角・壁ぎわをねらいやすい | <円形>取り回し重視の標準形 |
障害物回避 | 通常の回避・マップ化中心 | PrecisionVisionでコードやペットの排せつ物などを回避する設計 |
自動ゴミ収集 | 「+」モデルでClean Base対応 | 「+」モデルでClean Base対応(約60日分の目安) |
販売状況 | リタイア製品として案内(在庫やサポートの確認が必要) | 現行販売ライン |
消耗品 | sシリーズ用が案内あり | jシリーズ用が案内あり |
s9のPerfectEdgeやD字設計は公式ページで説明されています。j7のPrecisionVision(障害物回避)やj7+の自動ゴミ収集(約60日目安)は公式の製品ページ・FAQで確認できます。s9はサポート上「リタイア製品」と明記されています。
まずはかんたん診断|どっちを選ぶ?
- 床にコードや小物が出やすい/ペットがいる→ j7が合う可能性。障害物回避の考えかたがわかりやすいです。
- 角や壁ぎわのホコリが気になる/コーナーが多い間取り→ s9のD字&PerfectEdgeが選択肢になります。
- ゴミ捨ての手間を減らしたい→ 「+」モデル(s9+ / j7+)でClean Baseを検討。j7+は約60日分の目安が示されています。
- 長く使える安心感を重視→ 現行販売や消耗品の入手性もチェックしましょう。s9はリタイア製品のため、最新のサポート状況を先に確認すると安心です。
形状と清掃ロジックの違い|角・壁ぎわ vs. 障害物回避
s9:D字&PerfectEdgeで角に強い設計。四角に近い「D字」と、前面のエッジを最大化したMaximized-Edge Designにより、壁ぎわやコーナーのゴミを取りやすい考え方です。部屋の四隅が気になる人や、巾木沿いのホコリに目が向く人にとって、選ぶ理由になりやすい特徴です。
j7:PrecisionVisionで“避ける”が得意。カメラAIによる障害物認識で、床に落ちているコードやペットの排せつ物を避けることを目指した設計が訴求されています。床に物が残りがちなご家庭でも使いやすいように考えられた機能です。
どちらもアプリ連携や賢い動き(マッピング)に対応しますが、「角を攻める設計」のs9と、「障害物を見分けて避ける設計」のj7という得意分野の違いを意識すると選びやすくなります。
自動ゴミ収集(Clean Base)と使い勝手
「+」モデルのs9+ / j7+は、ドック側のClean Baseにゴミを自動で移す設計です。j7+は約60日分の目安が示されています。ゴミ捨ての回数を減らしたい人、ほこりを舞い上げたくない人にとって、検討しやすいポイントです。
また、iRobot Homeアプリ(iRobot OS)で、部屋ごとの清掃やスケジュール設定、行ってほしくない場所の指定などができます。外出中に動かす・汚れやすい場所を重点清掃するなど、暮らし方に合わせた使い方が可能です(機能はモデルや地域で異なる場合があります)。
販売状況とサポート|消耗品の入手性もチェック
s9は「リタイア製品」として公式サポートページで案内されています。新品の流通やメンテナンスは販売店・在庫・地域で異なります。保証や修理、部品の供給については、メーカーの案内を事前に確認しましょう。
消耗品(フィルター・ゴムブラシ・ダストバッグなど)は、sシリーズ用・jシリーズ用として公式アクセサリーが案内されています。入手性は時期で変わるため、最新のアクセサリーページを確認してください。
また、2025年はラインアップ再編が進み、105/205/405/505などの新シリーズも登場しています。比較の前提として「現行の選択肢が増えている」点を押さえておくと、より納得感のある選び方がしやすくなります(本記事の主題はs9とj7の違いです)。
どっちを選ぶ?ユースケース別のおすすめ
ペットがいる/床に物が出やすい→ j7。
コードやペットの排せつ物を避ける設計が訴求されており、片付けの手間を減らしたいご家庭と相性がよい可能性があります。
角・壁ぎわのホコリが気になる→ s9。
D字とPerfectEdgeで四隅や壁沿いをねらいやすい設計です。四角い部屋や柱まわりのホコリが気になる人は候補になります。
ゴミ捨ての頻度を減らしたい→ s9+ / j7+。
Clean Base対応モデルを選ぶと、ドックがゴミを回収してくれます。j7+は約60日分が目安として示されています。
長期利用の安心感→ 現行モデル中心+サポート状況の事前確認。
s9はリタイア製品として案内されているため、サポートや消耗品の入手方針を確認し、納得のうえで選ぶと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. ルンバs9とj7、吸引力はどちらが強い?
一般的にはs9はハイエンド寄りの位置づけで、角・壁ぎわの取りきりやすさが強調されています。具体的な数値は公開の仕方や時期で異なることがあるため、確実な統一数値は確認できませんでした。最新の公式比較ページをご確認ください。
Q. 「+」と無印の違いは?
「+」はClean Base(自動ゴミ収集)の有無の違いです。j7+は約60日分の目安が示されています。
Q. s9の消耗品は今も買える?
sシリーズ用のバッテリーやフィルターなどの案内ページがあります。ただし、販売や在庫は時期で変わるため、最新のアクセサリーページを確認してください。
まとめ|ルンバs9とj7の違いを一言で
角や壁ぎわの掃除を強くしたいならs9。床の置きっぱなし対策やペット事情があるならj7。
どちらもアプリ連携や自動ゴミ収集(+モデル)で手間を減らす設計です。最新の販売状況・価格・サポートは公式で確認し、あなたの家の「困りごと」に合う方を選びましょう。
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